演劇鑑賞のお勧め

演劇-いわゆるお芝居は何故見るのでしょう?

それは人間が成長するのに必要な“経験”というものを広げることが出来るからです。お芝居を見る楽しみの一つは未知の世界へ入っていけることです。おとぎの国や大昔の時代を覗くことは、好奇心に溢れた子供達にとって、遊びと同じでとても楽しいものです。

主人公と一緒に冒険をしたり、自分が正義の味方になりきってしまったりします。これは、お芝居だからこそ得られる知的探求です。知らず知らずの内に主人公を通して様々な“経験”をして成長していけるのは、何と楽しいことでしょう。お芝居の楽しさを追いかける想像力というものは子供達の成長のエネルギーに必ず役にたつ筈です。つまり、子供達は目の前で繰り広げられるお芝居の世界の中で“経験”というものを通して、現実の友達との付きあい方や社会への適応力を身に着けてゆくに違いありません。

劇団め組は以上の小・中学校演劇における価値を充分に認識しながら、より良い名作を選びさらに子供たちに見やすく劇化しております。したがって当劇団が掲げます名作のラインナップは、必ずや御満足頂けるものと確信しております。

学年に合わせた作品をご用意しております

小学校でお芝居を上演する時に、まず考えなければならないのが、1年生から6年生までの年令の幅です。つまり、低学年に合わせた出し物ですと、高学年には飽き足りませんし、また、高学年向きに作った場合、低学年には難しいものになってしまいます。以上の点から、劇団め組は、低、高両学年用の名作を選りすぐり、二作品に分けて上演させて頂いております。この事により、各小学校より絶大な評価を頂き、どのお子さんにも判りやすく、楽しく見て頂いております。

多くの方々から感想のメッセージをいただいています

劇団め組の巡回公演を御覧頂いた学校の先生方や生徒の方々から、たくさんのメッセージをいただいています。!!

主催者 からのメッセージ

この度は素晴らしい作品を上演していただきましてありがとうございました。
80分間という上演時間は少し長いかと思いましたが、実際は劇が進むにつれ、どんどん引き込まれて、あっという間の80分でした。涙している人も多くいて「素晴らしかった」「感動した」「親の思いの深さを知った」等の意見がありました。
今回お越しくださいましたメンバーの皆さん、礼儀正しく素晴らしい皆さんでした。そのような皆さんだからこそ、劇に命が吹き込まれ感動、そして私たちにとって大切なものがなにかということを伝えてくださったと思います。

先生 からのメッセージ

長時間座っているのが困難な低学年ですが、60分間くいいるように見ていた様子も、十分ひきつけられていたことが分かりました。
子供達から笑い声があがるなど楽しめる場面があったり、青い鳥とは何なのだろうとじっくり考えさせられる場面があったりと内容が濃かったからだと思います。
幸せをつかむには、努力が必要なことを劇を通して感じさせていただけたことは、この時期の子供達にとってもとても良かったことだなと思います。
ありがとうございました。

先生 からのメッセージ

セリヌンティウスを助けに行く道中、魔女が現れて人のもつ心の弱さに付け込む場面の葛藤が考えさせられました。
最後の場面、メロス、セリヌンティウスともに自分の気持ちの揺らぎを謝罪し、固く握手したところに感動しました。
友を信じ続ける気持ちの大切さを改めて感じる作品だったと思います。
劇団の方々の迫力ある演技が圧巻で、子どもたちにとっても引き込まれる真剣なところ、怖いところ、笑えるところ、いろいろな場面があってとても楽しむことができました。
4年生にもちょうどよい内容でよかったです。