杜子春

人間としていちばん尊い生き方は、偉くなることでもなく、強い意志をもつことでもなく、平凡な人間らしい心をもつことだった。母と子の情愛が観る人の心の琴線を打つ感動の作品です。

作品あらすじ

杜子春(とししゅん)は、貧しい生活と母親を残して、唐の都洛陽にやってきました。お金を無くし途方に暮れていますと、そこに鉄冠子(てっかんし)と云う仙人が現れます。「お前の望みを一つだけ叶えてやろう」杜子春は即座に答えます。「お金が欲しい」と・・・・・

望み通り、杜子春は 洛陽一の豪華な生活をします。 やがて金を使い果たした杜子春は金の空(むな)しさを知ります。そして仙人になる為に鉄冠子の弟子になります。杜子春は修行の為の様々な責め苦にあいますが、堪え続けます。しかし、最後に地獄で母親が鞭打たれるところを見て、ついに禁を破ってしまうのです。

「お前があのままでいたなら、私は、お前を見捨てただろう」と鉄冠子は述懐します。杜子春は仙人にはなれませんでしたが、人間にとってなにが大切かということを学んだわけです。

著者:芥川龍之介について

芥川の創作童話に共通している点は、教訓を教訓くさくなく巧みにとりいれ消化を充分にして子供たちを堪能させてしまうことにあるようです。この作品には、芥川の特色が余す事無く盛り込まれています。

ギャラリー

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キャスト(平成30年度)

杜子春(とししゅん)井関 光司
恵蓮(えれん)・母親岩澤 明菜
鉄冠子(てっかんし)・大王秋本 一樹
山賊(さんぞく)・赤鬼馬場 真彦
詩人(しじん)・青鬼高木 佑俊
李宣(りせん)・揚大児(ようたいじ)菅原 貴志
揚小妃(ようしょうひ)・肉まん屋主人羽田野 優子
肉まん屋店員桝田 愛佳

タイムスケジュール

低学年作品 9:00~10:00
高学年作品 10:40~12:00
※午前/午後に分けての公演など、ご都合に合わせた上演スケジュールも可能です。

多くの方々から感想のメッセージをいただいています

劇団め組の巡回公演を御覧頂いた学校の先生方や生徒の方々から、たくさんのメッセージをいただいています。!!

先生 からのメッセージ

先生 からのメッセージ

話を知っている子はほとんどいなかったのですが、子ども達の中に「原作を読んでみたい」と思っている子もいました。
読書にもつながる鑑賞となりました。
高学年は学習発表会で自分達が演じる側だという認識をもってみていた子が多くありました。そのため、演じることの素晴らしさ、伝え方等に感心している感想が多く、この時期に行っていただいて、とてもよかったと思いました。
杜子春が成長し、いろいろなことに気付いていく様を見て、子ども達もそれぞれ心を動かされたことと思います。
生の演技はやはり心にひびく大きさがちがいますね。

先生 からのメッセージ

主人公の杜子春が、周囲の人々との関わりのなかで、お金よりも人に対する思いやりや優しさの方が大切なのだと気づかされるというお話で、分かりやすく、子どもも大人も考えさせられるような内容でした。
声も聞き取りやすくてよかったです。

先生 からのメッセージ

学校の体育館という場所でも、背景、照明、音響等効果的にできることがわかり、大変参考になります。
演者の演技も中学生に対して訴えるものがあり、楽しめた演目だったと思います。

先生 からのメッセージ

演題も原作者も知らない児童がほとんどで、プレ学習をどこまでしておけば良いのか悩みましたが、
素晴らしい演技、演出に児童はひき込まれ、一人一人が杜子春を楽しむことができたようでした。
お金に目がくらんで心を失った杜子春に対しての感想を聞くと、道徳的なことも学んだ児童が多くいました。

主催者 からのメッセージ

この度は素晴らしい作品を上演していただきましてありがとうございました。
80分間という上演時間は少し長いかと思いましたが、実際は劇が進むにつれ、どんどん引き込まれて、あっという間の80分でした。涙している人も多くいて「素晴らしかった」「感動した」「親の思いの深さを知った」等の意見がありました。
今回お越しくださいましたメンバーの皆さん、礼儀正しく素晴らしい皆さんでした。そのような皆さんだからこそ、劇に命が吹き込まれ感動、そして私たちにとって大切なものがなにかということを伝えてくださったと思います。

先生 からのメッセージ

最近では、このような名作を学芸会で演ずることが、ほとんどなくなってしまいました。
だからあえて、昔からある名作を見せたいという思いで、選ばせていただきました。

先生 からのメッセージ

杜子春の世界を、子供たちにわかりやすいように演じてくれてよかった。
起承転結で、場面ごとに話のつながりと迫力満載で、見ていて興味深かった。
芥川龍之介の世界観、そしてお金より心の大切さを、しっかり子供たちが学べてよかった。
スポットや風景の幕で情景を豊かに表現しているのも、とても印象に残りました。

先生 からのメッセージ

ほとんどの子供たちが、知らないお話でした。
しかし、こちらもまた子供たちが、お話にどっぷりとつかり、見入っていました。
楽しさあり、迫力あり、驚きあり、・・・80分間があっという間でした。
テーマに子供達もせまっていたと思います。

先生 からのメッセージ

高学年の子どもたちも、感想の中に とてもいい内容の劇でした という意見が多かったです。主人公の杜子春になりきって劇にはまって見ている児童が多かったです。子どもたちに 人として、人間として何が大切なのかを考えさせるいい機会になったと思います。

先生 からのメッセージ

スポットや風景の幕で情景を豊かに表現しているのも、とても印象に残りました

杜子春の世界を、子供たちにわかりやすいように演じてくれてよかった。

起承転結で、場面ごとに話のつながりと迫力満載で、見ていて興味深かった。

芥川龍之介の世界観、そしてお金より心の大切さを、しっかり子供たちが学べてよかった。

スポットや風景の幕で情景を豊かに表現しているのも、とても印象に残りました。